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電子棚札は2色・3色・4色のどのタイプを導入すべき?使い方・業種別に解説

電子棚札は2色・3色・4色のどのタイプを導入すべき?使い方・業種別に解説

電子棚札は2色・3色・4色のどのタイプを導入すべき?使い方・業種別に解説

導入決定前に!最適なESLタイプを選ぶためのチェックリスト

人手不足の解消と業務効率化の切り札として、小売業界で導入が加速している電子棚札(ESL:Electronic Shelf Label)。価格の自動更新による作業負担の軽減はもちろん、プロモーションの強化にも役立つツールです。

しかし、ESLを導入する際、最初に直面する選択肢が「何色表示のタイプを選ぶか」です。現在、ESLの主流は2色(白黒)、3色(白黒赤または白黒黄)、そして最新の4色タイプに大別されます。

今回の記事では、この3タイプの特徴と、業種や具体的な用途に基づいた最適な選択基準を詳しく解説します。

ESLのカラー表示タイプ別 特徴と機能

電子棚札の表示には、省電力で視認性の高い電子ペーパー(e-paper)技術が使われています。表示できる色数が増えるほど表現力が高まりますが、それに伴いコストやリフレッシュ速度(画面更新速度)に違いが生じます。

 

表示タイプ 基本構成色 価格水準 主なメリット 懸念点
2色タイプ 白・黒 最も安価 高い視認性、最速の更新速度、最も低消費電力。 プロモーション情報の強調が弱い。
3色タイプ 白・黒・赤 / 白・黒・黄 標準的 価格情報の明確な強調が可能。特売品の訴求に最適。 4色に比べると情報量が限られる。
4色タイプ 白・黒・赤・黄 など 比較的高価 複数色の使用でデザイン性や情報量が増加。 コストが高い、市場での流通が限定的。

用途別・業種別:最適なカラータイプの選び方

ESLの導入目的は、単なる価格変更の自動化か、それとも積極的な販売促進かによって、選ぶべきタイプが異なります。

2色タイプ(白黒)が最適なケース:コスト効率と情報整理を優先

電子棚札は2色・3色・4色のどのタイプを導入すべき?使い方・業種別に解説

2色タイプは、ESL導入の最も費用対効果の高い選択肢であり、主に「価格情報と基本的な在庫管理」に焦点を当てる場合に適しています。

2色タイプが最適な用途

・ベーシックな棚札情報の表示: 商品名、標準価格、バーコードなど、毎日頻繁に変わらない情報の確実な表示。

・バックヤード/倉庫管理: ピッキングリストや部品管理棚など、視認性の確保とコスト削減が最優先される環境。

2色タイプが最適な業種

・家電量販店(標準価格): プロモーションは大型POPに任せ、ESLは正確な基本情報表示に特化させる場合。

・ドラッグストア(日用品): 大量の商品点数があり、初期投資を抑えたい場合。

3色タイプ(白黒赤/黄)が最適なケース:販売促進と作業負荷軽減を両立

電子棚札は2色・3色・4色のどのタイプを導入すべき?使い方・業種別に解説

3色タイプは、現在のESL市場で最もバランスが取れており、主流となっているタイプです。特に食品小売業のように、特売が日常的に発生する業種で威力を発揮します。

3色タイプが最適な用途

・特売品の強調: 「本日の目玉」「お買い得」といった情報を赤で表示し、お客様の注意を引く。

・鮮度/期限管理: 割引(見切り)情報を黄で表示し、食品ロスの削減を促す。

・部門チーフの作業負荷軽減: POP作成や差し替えの時間を削減し、販売促進という本来業務に集中させる。

3色タイプが最適な業種

・食品スーパーマーケット: 価格競争が激しく、特売や時間帯割引が頻繁なため、赤や黄を使ったタイムリーな訴求が不可欠。

・ホームセンター/ディスカウントストア: 広い店内で目玉商品を分かりやすくアピールする必要がある場所。

4色タイプが最適なケース:ブランド訴求と情報量の強化

電子棚札は2色・3色・4色のどのタイプを導入すべき?使い方・業種別に解説

4色タイプは、白・黒に加え、赤・黄など2色以上のカラー表示が可能になった最新技術です。コストは高くなりますが、より複雑で魅力的な情報表示が可能です。

4色タイプが最適な用途

・ブランド訴求: 複数の色を使ってロゴやブランドカラーを表現し、デザイン性を高める。

・詳細な情報表示: 価格、割引、ポイント、産地情報を色分けし、より多くの情報を瞬時に伝える。

4色タイプが最適な業種

・アパレル/ファッション: ブランドの世界観を大切にし、商品の魅力を視覚的に伝える必要がある店舗。

・高級食材店/専門店: 高単価な商品の情報やストーリーを、デザイン性を高めて訴求したい場合。

電子棚札を導入する前のチェックリスト

貴社にとって最適なESLのタイプを選ぶため、以下の点をチェックリストとしてご活用ください。

導入の最優先目的は何か?

  1. とにかく人件費・作業負荷を削減したい。 → 2色タイプを検討。
  2. 特売品の訴求力を上げ、売り上げに直結させたい。 → 3色タイプを強く推奨。
  3. ブランドイメージを棚札でも表現し、顧客体験を追求したい。 → 4色タイプを検討。

価格変更の頻度はどうか?

頻繁に特売がある(スーパーなど)なら、色の切り替えが欠かせないため3色以上が有利です。

初期投資予算はどれくらいか?

ESLは点数が多いほど初期費用がかさむため、予算が厳しい場合は2色タイプでスタートし、効果の高い一部の売場にのみ3色以上を導入する「ハイブリッド運用」も有効な選択肢です。

ESLは、一度導入すれば5年以上の長期運用となる設備投資です。単に「安いから」ではなく、「店舗の目標達成に最も貢献できる色数」を見極めて導入することで、その投資対効果は最大化されます。

初期投資の壁を解消!GRトレードのお得なレンタルプラン

スーパーマーケットKIRIMOYAでの電子棚札活用イメージ

 

ESLの色選びは、貴社のプロモーション戦略と運用効率に直結する重要な決断です。どのタイプが最適か迷われた場合や、初期投資の大きさから導入に踏み切れない場合は、ぜひGRトレードにご相談ください。

私たちGRトレードは、この課題を解消する「手ぶらでスタート」電子棚札レンタルプランをご提供しています。

初期費用負担を大幅に軽減

高額な一括購入ではなく、月額料金で最新のESLシステム(2色、3色、4色タイプ含む)をご利用いただけます。

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短期間・少量の導入から対応可能。まずは店舗の一部で最適なカラータイプと効果を実感できます。

安心のフルサポート

導入前のコンサルティングから、設置、システム連携、運用後のトラブル対応まで、経験豊富なチームが全てをサポートします。

この機会に、初期リスクを抑えて電子棚札を導入し、貴社の業態に最適なカラーでプロモーションを強化し、従業員の心身の負担を減らす「選ばれる職場」づくりを始めてみませんか。

GRトレードのレンタルプランの詳細や、貴社に合わせた最適なお見積もりは、ぜひお気軽にお問い合わせください。

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