東芝テックの「Net@POP」とGRトレードの電子棚札が直結!
東芝テックの「POS・POPシステム」とGRトレードの「ESL」の融合
小売店で会計をする際に使う端末として知られている「POSシステム」ですが、年々性能が上がっており、様々な機能が搭載されています。
当初は、お釣りや支払いの管理をすることが主な機能でしたが、最近では、売上管理や顧客情報管理など「店舗経営に求められる情報全てを管理するシステム」として使われています。
この「POSシステム」に「ESL(電子棚札)」を連携させる事例が増えていますが、更に「POP発行システム」を組み合わせることで、店舗経営の効率化が飛躍的に進んでいます。
そこで今回は、POSシステムやPOPシステムを扱う「東芝テック」とESLを扱う「GRトレード」の連携事例を詳しく解説します。
業界首位の「東芝テック」のPOSシステムの特徴
東芝テックはPOSシステム業界の首位を獲得しており、顧客視点で開発されたデータソリューションが特徴です。
プリンターとの一体型やタッチパネル式など多種多様な機種を発売しており、どの店舗にも最適なPOSシステムを提供できることが最大の強みです。
今回、POSレジ業界首位の東芝テック製POPシステム「Net@POP」とGRトレードの電子棚札がボタン1つで連動可能になりました。
POSシステムにESLのシステムをAPIドッキングすることで、店舗の業務効率化を図る事例の増加があります。
そこで、次の項目では「POSシステムとESLの連携事例」について解説します。
「POSシステムとESL」の従来の連携事例
従来は紙に印刷して切り取り値札を作っていましたが、値札をデジタル化した「ESL(電子棚札)」をご存知でしょうか?
ESLとは、遠隔で表示内容を変更できる「デジタル式の表示器」です。
Wi-FiやBluetoothに接続したり、GRトレードのクラウドシステムに接続したり、さらにはお客様のサーバーにオンプレミス構築をすることで、表示内容を遠隔操作で変更できるようになります。
このESLを小売店に導入する際には、POSレジのシステムとESLのシステムのデータをAPIでドッキングして、お互いのデータを連携させます。
POSシステムとESLを連携させることで、POSシステム側で値段を変更するだけで、商品棚に設置しているESLの値段も自動的に変更されるのです。
さらには、商品情報は本社で一括管理している場合でも、全国にある各店舗に設置しているESLの表示内容を本社のPC操作で瞬時に変更することも可能です。
POSシステムとESLを連携させることで、値札の貼り間違いや張り替えにかかる人件費を削減できたり、張り替えに時間がかかることによる機会損失の回避にもつながります。
「POSシステム×POP発行システム×ESL」で得られる「3つのメリット」
従来の手法でPOSシステムとESLを連携させるだけでも、かなりの業務効率化や売上向上につながっていましたが、更にPOP発行システムを連携させることで、より大きな効果が期待できます。
ここでは「POSシステム・ESL連携」×「POP発行システム」で得られる「3つのメリット」を具体的に解説します。
メリット1:POPデザインをスムーズにESLに反映できる
小売店にPOSシステムとPOP発行システムが導入されている場合は、2つのシステムを連携させて、POSシステムに登録している「商品名」「金額」「バーコード」などの商品情報をPOP発行システムに自動反映させます。
POP作成システムは、POSシステムから反映された情報をもとに、POPのデザインを作成することが一般的です。
ここにESLを追加でAPI連携させることで、毎日使っているPOP発行システムに「棚札に表示」というボタンを追加して、ボタン1つで商品棚に設置しているESLの表示内容を瞬時に変更できるようになります。
メリット2:デザイン性の高い値札が簡単に作れる
小売店の従業員であれば、パワーポイント感覚でPOPデザインを簡単に作れる「POP発行システム」を使い慣れているのではないでしょうか?しかし、ESLに表示させる画像はどうやって作るのかがイマイチわからないという方もいると思います。
そこで、POP発行システムとESLを連動させることで、使い慣れているPOP発行システムでESLに表示させるデザインデータを作成して、ボタン1つでESLに表示させられるようになります。
これにより誰でも簡単に「デザイン性の高い値札」を作成できるようになります。
メリット3:ヒューマンエラーがなくなる
POSシステムで管理している商品名や金額などの情報をそのままPOP作成システムやESLに反映させるので、POSシステムに記載ミスがない限り、棚札やPOPの記載ミスはなくなります。
従来は商品の一覧表から棚札やPOPに転記していたので、どうしても書き間違いや書き忘れなどのヒューマンエラーをなくすことは困難でした。
しかし、POS、POP、ESLを連携させることで、ヒューマンエラーを限りなくゼロにできるのです。
「POSシステム×POP発行システム×ESL」の今後の課題
POSシステムとPOP発行システムを導入している小売店は多いと思いますが、まだESLは導入していないということが多いと思います。
ESLを導入することで値札の張り替えを自動化でき、従業員の働き方改革に繋げられますが、課題として「導入コスト」が挙げられます。
大手家電量販店など規模の大きい店舗では、全店の全ての棚札をESLに置き換えている事例はありますが、小中規模の店舗では全てをESLにするのはコストが合わないことがあります。
しかし、全ての商品の値段が頻繁に変わるわけではないですよね?
ESLは値札の表示内容を瞬時に変えられるのが特徴なので、日々値段が変動する「日配品」やタイムセールを行う「お惣菜」だけをESLに置き換える事例も増えています。
つまり、手間がかかる部分だけ自動化するということです。
GRトレードのレンタルプランのご紹介
ESLの導入を検討している小売店のご担当者様でも、最初から大きな投資はできないという場合も多いのではないでしょうか?
GRトレードのレンタルサービスでは、初期投資を抑えつつ、ESLを試してみたいという方に最適なお得なプランをご準備しています。
▼GRトレードのレンタルプランの特徴
・特徴1:機器の初期費用不要(設置費用を除く)
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初期費用や契約違約金はないので、初期投資を抑えつつ、安心してお試しいただけます。
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※レンタルプラン在庫には限りがございますので、無くなり次第終了する場合がございます。あらかじめご了承ください。
「POSシステム×POP発行システム×ESL」の連携で商品の魅力を手軽に伝えられる
慢性的な人手不足に頭を抱えている小売店が多いこともあり、次々の業務効率化やDX化に向けた新しいデジタルツールが開発されていますが、新しいツールに慣れるのは大変ですよね?
しかし、今回の「POSシステム×POP発行システム×ESL」の連携であれば、既にあるシステムにうまく連動させられるので、手間を最小限に抑えつつ、業務効率化を図ることが可能です。
デザイン性の高い値札を作ることで、商品の魅力を今以上にお客様に伝えられるようになるでしょう。
今回の事例に少しでも興味を持っていただいた方は、お客様の事例に合った具体的な導入までの流れや金額をお伝えさせていただきますので、まずはお気軽にお問い合わせください。